1977年9月に月一30分番組に変わった「夜のミステリー」に変わって、10月から開始した平日(月曜から金曜)の夜放送の帯ラジオドラマです。第一回は「あしたのジョー」です。
ラジオ劇画傑作シリーズ(TBS)
出演:安原義人、斉藤晴彦、清水紘治、岸田森、松島みのり、富山敬、麻上洋子、牟田悌三 他
「明日のジョー」「ブラック・ジャック」「少年の街ZF」「750ライダー」
「包丁人味平」「ゲゲゲの鬼太郎」「マカロニほうれんそう」等。
少年漫画のラジオドラマ化、一回目は「明日のジョー」。
ジョー、段平、力石はアニメのあおい輝彦、藤岡重慶、中村秀生(映画では細川俊之)がベストであるのだが、この安原義人、斉藤晴彦、清水紘治もいい。ジョーVS力石戦までを20回でやりました。
二回目は好きだった「ブラック・ジャック」です。
岸田森のブラック・ジャックは声だけだが知的で風格があってマイベストです。ピノコの松島みのりもいい。
「ゲゲゲの鬼太郎」はアニメと同じキャスト。つまり野沢雅子、田の中勇、大塚周夫。
講談の田辺一鶴が語りを担当していました。
アニメではグロ過ぎてやってない鬼太郎誕生の話が第1話でした。
あしたのジョー(1977 10/3〜)
ちばてつや・高森朝雄原作水根重光脚色 出演 安原義人、斉藤晴彦、清水紘治 岡本茉莉他
孤児のジョーが丹下段平と出会って、ボクシングを覚えて、力石徹と対決するまでをやりました。
ブラック・ジャック(10/31〜)
手塚治虫原作 山元清多、佐藤信脚色 出演 岸田森 松島みのり 劇団こまどり ブラック・ジャックギャング団 他
「医者をさがせ」「海のストレンジャー」「奇形脳腫」「ふたりの黒い医者」「白いライオン」など。ト書きやアクションは子供たち(劇団こまどりとブラック・ジャック・ギャング団)の書き割りセリフでやっていて漫画のおかし味を出していました。
少年の街ZF(11/28〜)
小池一夫・平野仁原作 山本よしひろ脚色 出演 神谷明 古谷徹 岡本茉莉 肝付兼太 内海敏彦 千葉耕一他
東京郊外にUFOの編隊が現れて11名の少年が高陣山へ向かった。そして街の中に閉じ込められてしまった。当時、同級生の町田君が特に好きだった。
女外人部隊サハラ(12/19〜)
小池一夫・平野仁原作 正直、全く覚えていません。
ゲゲゲの鬼太郎(1978 1/2〜)
手塚治虫原作 佐藤信脚色 出演 野沢雅子 田の中勇 大塚周夫 田辺一鶴。
「鬼太郎誕生」「皿小僧」「妖怪大戦争」「あまのじゃく」など。田辺一鶴の講談風な語りでアニメのオリジナルメンバーが活躍。
ブラック・ジャック(1/30〜)
手塚治虫原作 山元清多、佐藤信脚色 出演 岸田森 松島みのり 劇団こまどり ブラック・ジャックギャング団 他
第二弾の続編。「シャチの詩」「座頭医師」など
750ライダー(2/13〜)
石井いさみ原作 山本よしひろ脚色 出演 富山敬 麻上洋子 肝付兼太 左奈田恒夫 林美雄他
アルバイトで貯めた金で買った750を持っている高校生の光の周りで起こる出来事。TBSアナウンサーの林美雄のナレーションで爽やかに語られました。
包丁人味平(3/6〜)
小池一夫・ビッグ錠原作 伊東喜雄脚色 出演 安原義人 三雲孝江 牟田悌三他
一週間で1エピソードを3〜4週やりました。語りはケンちゃんパパこと・牟田悌三。主題歌は「365歩のマーチ」
マカロニほうれん荘
鴨川つばめ原作 水根重光脚色 出演 山田康雄 二見忠男 安原義人 太田淑子 松金よね子 納谷悟朗他
ギャグマンガをラジオドラマ化させるというかなりの冒険を犯していました。素晴らしい!テアトルエコーのユニット出演!
ブラック・ジャック
手塚治虫原作 山元清多、佐藤信脚色 出演 岸田森 松島みのり 村松克己 岡本茉莉 他
第三弾。ブラックジャックギャング団の語りがなくなり、主人公(岸田森)の語りによる普通のラジオドラマになってしまいました。
「雪の夜話」「閉ざされた記憶」「誘拐」「ブラッククイーン」など
エコエコアザラク
古賀新一原作 出演 藤田淑子 他
怖い話を0時近くに・・・
がきデカ
山上たつひこ原作 水根重光脚色 出演 富田耕生、青野武、増山江威子 他
「マカロニほうれん荘」に続く冒険ギャグマンガシリーズ!
ゴルゴ13
さいとうたかお原作 斉藤憐脚色 出演 森山周一郎、田中信夫、小林清志他
記憶にないです。
「ラジオ劇画傑作シリーズ」の各話のリストを作ろうと思っています。
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